着物を着て走ることができるのか
今日は東京マラソン!
今年は3万6500人ものランナーが参加されたとのことで東京は朝から盛大なお祭り騒ぎですね。
お天気もよく、たくさんのランナーが完走できることを祈っています!
さて、ここである疑問が浮かびました。
■着物を着て走ることができるのか?
東京マラソンを走っているランナーを見ながら、あり得ないことではありますが、これがみんな着物だったら大変だなぁーと思いました。
でも、当たり前に着物が着られていた時代にも、走らなければならない場面は必ずあったはずです。
そんなとき、昔の人は着物でどうやって走っていたのでしょうか?
今日は、「着物の走り方」をご紹介したいと思います(笑)
まず、右手を普通に下ろした状態で掴める前身頃の部分をぐっと鷲掴みにします。
下前にシワがよると、重なった布の間に隙間ができて空気が入るので、
今までピタッとくっついていた着物同士が離れるので、大股に開くことができます。
とはいえ、思い切り走りすぎると着物がぐちゃぐちゃに着崩れてしまいますので、なるべく小股で内股で小走りすることをお勧めします。
そして、もう一つご紹介。
こちらは江戸時代の潮干狩りの様子。
着物の両裾の端を膝が出るまで持ち上げ、手で持つか帯に挟むかします。
見た目は別として、これなら膝が出るのでかなり走りやすくはありそうですね。
これをやるのは緊急のときだけでしょうが、
そんなときの為にも、長襦袢や裾除けなんかも、お洒落なインナーを用意しておきたいものですね。
以上いかがだったでしょうか?
どうしても走らないといけないような場面に遭遇したら、是非使ってみてくださいね。
とはいえ、やはりせっかくのお着物。
ゆとりと余裕を持って、優雅に歩きたいですよね。
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2016.02.28
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