PICK UP ITEM vol.76 – 爽涼な風 青の波
本日のオススメ - 黒留袖レンタル | 青い波と飛翔鶴
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既婚女性の着物の中で一番格式が高い第一礼装とされるのが五つ紋入りの「黒留袖」です。結婚式や披露宴に参列される既婚女性のご親族が着用するお着物で、「黒」は何色にも染めることができない色であることから、「もう他の色には染まらない」という結婚に対する強い意味が込められていると云われています。ご結婚式のおめでたい席に、高品質で美しい黒留袖を是非ご堪能ください。
元来の留袖の意味は、長い袖の振袖に対して、袖を短くした着物の総称であったようですが、現在では、黒留袖と言えば既婚女性のみが着用できる第一礼装であり、色留袖は未婚、既婚にかかわらず女性が着用できる紋をつけた礼装用着物を指します。黒留袖は五つ紋をつけ襟や袖口などを二枚重ねたように仕立てる比翼仕立てで、柄付けは裾のみで縫い目で模様が途切れない絵羽模様が特徴です。
金銀糸を基調に織られた袋帯を合わせて、長襦袢は白、帯揚げや帯締めは白地に金、銀をあしらったものを合わせます。結婚式で、仲人婦人や母親や親族が着用します。
色留袖は、既婚女性、未婚女性共に着用します。五つ紋をつけると黒留袖と同じく第一礼装となり、仕立て方や帯や小物のコーディネートも黒留袖と同じです。三つ紋、一つ紋をつけると準礼装となり、比翼をつけずに仕立てます。帯は五つ紋と同じく金銀糸を基調にした袋帯を合わせますが、長襦袢や小物類は白の他に淡い色目を合わせることもできます。準礼装の方が絵羽模様に格式よりも優美さや華やかさのある傾向があり、結婚式や披露宴パーティー、格式ある茶会やパーティーなど着用機会に広がりがあります。
紋の数は着用するシチュエーションに応じて決めるとよいでしょう。