日本の着物って全部でどれくらいあるの?
みなさん、こんにちは。
いきなりですが、着物って自前のものをお持ちですか?
日本の家庭のたんすに眠っている着物の総額は?
近年ではやはり着物を自前で仕立てるという習慣は昔に比べるとかなり減少しているようですが、
成人式のときに仕立てた振袖を持っている、お母さんから譲り受けた留袖がある、アンティーク着物を集めている、など持っていらっしゃる方も当然多いと思います。
ある調査では、
日本の箪笥に眠っている着物の総額は、なんと40兆円にものぼると言われているそうです!
ビックリするような桁外れな数字ですが、たしかによく考えてみると、着物はなかなか捨てることの少ない衣装なので、代々受け継がれるものですし、また昔のものになればなるほど趣深いということもありますから大切に保管されているケースも多く、昔から残っている着物を集めたとしたらそのくらいになるのかもしれませんね。
“リサイクル”・”レンタル”ではなく”シェア”するという感覚
先日「ガイアの夜明け」に出ていらっしゃった、たんす屋(東京山喜)の中村社長は、その全国に眠っている着られなくなったお着物を集めて、それを着られる状態にメンテナンスし、全国120店舗を有するたんす屋で格安で販売するという事業展開についてお話しされてらっしゃいました。
たしかに着る機会がなかなかないけど、捨てられなくなった着物を買い取ってもらえて、着てみたいけどなかなか着物は高価で手に入らないという方は安く手に入れることができる。
需要と供給のバランスを既にモノがある市場で考えてらっしゃるところに感銘を受けました。
また先日、中村社長にお会いする機会があり、そのときにおっしゃられていた、“「リサイクル」ではなく「シェア」している感覚”という言葉がとても印象的でした。
リサイクル業界、レンタル業界ともに、今後は“シェア”という感覚が売り手にも買い手にも求められそうです。
そう発想の転換をしていくことで、hataoriとしても
「お客様にとって何が重要で、お客様に何を求めらているか」
それを一番に考え、どう形にしていくかを柔軟に考えていけるのではないかと考えています。
今後もやってみたいことがいっぱいです!
2015.12.04
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