雨・雪の日の着物について
みなさん、こんにちは。
昨晩から関東地方でも珍しく大雪となり、今朝は通勤や通学など大変な方も多かったと思います。
転んで怪我などしないよう、気をつけてくださいね。
さて、本日は雪の日の着物の装いについて綴らせていただきます。
雪の日の着物の足元
雪の日に注意したいのは、まずは足元。
積雪で下駄や草履がはまってしまったり、水たまりが多くできていたりと、洋靴と比べると不便なのは確かです。
そんな日に活躍するのがこんなアイテム。
つま先に透明のカバーが付いていて、足先を雪や水から守ってくれます。
透明なので鼻緒のデザインも隠さず見せることが可能です。
カバーだけを装着できるものもありますので、自分のお気に入りの草履に装着することも可能です。
また、こんなお洒落なデザインのものも。
つま先にファーつきのカバーが付いていて、あたたかくデザイン的にも優れています。
雨や雪が降っていなくても冬の装いとしては素敵なコーディネートになりますよね。
ただ、残念ながら現在hataoriではまだ取り扱いがございません。
今後、皆様にオールシーズンお楽しみいただけるよう、商品を追加してまいりますのでいましばらくお待ち下さいませ。
雪の日の歩き方
アイテムでカバーするのも一つですが、もう一つ、歩き方を注意することも忘れずに。
雨や雪に日には、つま先だけではなく、泥跳ねによる着物の裾部分の汚れにも注意が必要です。
せっかくのお着物が、水だけでなく泥や汚れをつけてしまうと、さらにクリーニングやその後のメンテナンスが大変になってきます。
泥跳ねを少なくする為には、ズバリ「内股で歩く」ことです。
大げさと思うくらい内股で歩くことをおすすめします。
内股であるくことによって泥や水が外向きに飛ぶので、着物の裾をに付着するのと防ぐことができます。
また、「裾割り」と言って、数回足を開いて裾周りに余裕を持たせておくと、歩きやすくなるので、雨雪の日には安全度が上がるので試してみてください。
ただし、裾割りのしすぎは着崩れてしまいますので注意してくださいね。
あとは、雪や雨の日用のコートもたくさん出ているので合わせて活用するといいと思います!
hataoriでも今後必ず、雨の日や雪の日、風が強い日でも天候に左右されることなく多くのお客様に着物を楽しんでいただけるよう、商品には力を入れていきますので、今後もチェックしていっていただけると幸いです!
2016.01.18
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