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2018-06-27

着物を着て電車に乗る

お洒落着物 赤地と紺の鰹縞


せっかくきれいに着物を着ても、電車で移動してパーティ会場に着いてみると、
ちょっと胸元がゆるくなったような?
なんてことにならないために、着物を着て乗り物に乗る時にも、着姿を美しくキープするためのコツがあります。ここでは、電車とタクシーを例にあげて気をつけたいポイントを書いてみます。

着物を着て電車に乗るコツ

電車に乗る場合、何に気をつけたらいいでしょう。
・腕を高く上げない
・帯を守る
主にはこの2点でしょうか。

できれば座席に座ることが出来ればよいのですが、いつも座れるとは限らないですよね。

吊り革を掴もうとすると、腕を高く上げることになります。着物を着る時は、胸元をきれいに見せるために、布を弛みなく下へ引っ張り皺を取り、胸紐をかけます。これで胸元がすっきりとして、襟もきれいな形に着ることが出来ます。

吊り革を持とうと手を高く上げると脇が上がり、せっかく下へ引いた布地が上に引っ張られてしまいます。手を下ろした時に、上に引っ張られた分だけの布地が胸元でたるんでしまうことになるのです。

手を上げる時は脇を締めて、肘から手先を上げる程度にしましょう。もし吊り革をつかむ場合は、脇を締めて出来るだけ肘を上げないように気をつけましょう。

また、袖から腕が肘あたりまで見えてしまうのは、見ている側からは少しがっかりするものです。袖から見えるのは、手首から少し見えるくらいと気をつけたいですね。

立つならば吊り革ではなく、腕を高く上げなくて済む手すり棒を掴める場所に立つことをおすすめします。

そして電車の揺れに負けない立ち方ですが、着物だと足を横に大きく開くことはできないので、肩幅くらいの幅で内股に立ちます。膝を少し緩めて軽く屈伸出来るように立つと、電車の揺れに負けないで立っていられます。


もう一つ気をつけたいのが帯です。背中に背負った帯は、
・背から拳一つ分飛び出している。
・横から見ると輪の形状になっている。
・帯締め一本で形作られている。
という特徴があります。

電車の中では人との距離が近く、乗り降りで車内を移動する人との接触が起こります。着物を着ていなくても、バッグを引っかけてしまったり、人の足が膝裏にあたることがありますよね。

帯はナップザックまでの厚みはありませんが、身体から飛び出している分、人と接触する可能性は高くなり、その時に帯の輪の形状になったところに、人の腕やバッグの端が引っかかってしまうかもしれません。

10月から5月くらいまでの季節には、羽織や道行きコートなどを着物の上に羽織れば、帯がコートの下に隠れるので、どこかに引っ掛けてしまうことは少なくなりますが、上に羽織るものが無い場合や、暑い季節に何も羽織らずに歩く場合、帯をショールなどで覆ってから電車に乗ることをおすすめします。

ショールを一枚羽織ることで、帯が隠れて人と接触しても何かが引っかかることがなくなります。寒い日に道行きコートなど羽織るものがない時は、ストールでも大丈夫です。暑い日でしたら、レースのショールを羽織ると見た目にも涼しげで素敵になります。暑くてショールを羽織るのをためらう日には、駅に着くまではショールをバッグに入れて、電車に乗る前に羽織るといいですね。

ストールやショールの羽織り方は、ストールを留めるピンで固定するか、ピンがない時は、バッグを右手で持ち、手すりを左手で持つ場合、ショールの左手側を少し長めに羽織り、右手側の端を胸の前で左脇方向へ巻き、少し長くした左側を右脇にしっかり挟みます。右脇は締めたままバッグを持ちます。これでショールが背から落ちることがなくなります。

着物を着てタクシーに乗るコツ


パーティーなどに出席すると、2次会の会場へタクシーに乗って移動する場合があると思います。タクシーは扉が助手席側しか開かないので、数人で乗る場合は最初に乗る人が奥まで詰めて座ります。

動きやすい洋服でも、頭を下げて腰を折ったまま座席を移動するのは難しく感じることがありますが、着物だとどうしたら楽にのれるでしょうか。

タクシーに乗る際に気をつけたいのは、
・裾を持ち上げてお尻周りにゆとりを作る
・膝を開かない
主にはこの2点でしょうか。

腰周りにぴったりとフィットさせて巻くように着る着物は、裾へ向かって身幅が細くなるように形作って腰紐をかけて着付けます。腰から足元に向かって細くなることで、美しいシルエットが出来上がります。

乗り降りする際に片足ずつ乗り込もうとすると膝が開きます。膝を開くと、身体にぴったりと巻いて腰紐をかけたところの布が横へ広がろうとして身幅を広げることになり、せっかくの美しいシルエットが崩れてしまうことになりますね。

また、座席に座る際に腰を折ると、腰の動きに合わせて布が上下に伸びようとします。この縦に伸びようとした時に、腰紐を下へひっぱることになり、身長に合わせて着付けられた着丈が長くなります。これが裾を下げて着崩れを招くことに繋がるのです。

どうすれば、着崩れを防ぐ乗り降りができるでしょうか。

乗る時は、最初に手に持っている物を奥に置き、両手をフリーにします。両太腿外側にある着物の縫い目あたりをつまんで少し引き上げると、お尻に緩みができて同時に足さばきも楽になります。

お尻から乗り座席に座り、着物を離した両手をじゃんけんのグーの形にして座席につき、お尻を浮かせるようにして足を揃えて車の進行方向に向き直ります。

タクシーの座席は意外と高さがあり、お尻から乗るには難しいという方の場合でも、同じく両太腿外側の縫い目をつまみ少し持ち上げて、お尻のあたりに緩みを作り、着物を持ち上げたまま腰を折り、出来るだけ膝を開かないように右足から乗ります。両足がタクシーに乗ったところで、先程と同じようにして、よい位置に座り直します。

席についたら、背中がシートの後ろにつくまで深く座らず浅く座り、手すりを持つのが理想ですが、タクシーの揺れがつらいようであれば、深く座っても構わないと思います。ただし乗る時に両太腿外側を引き上げて、お尻のあたりに布の余裕を作ってから座ることを忘れないようにしましょう。

タクシーに乗る場合に、もう一つ気をつけたいのは「髪型を崩さないように」ということです。着物を着る場合は、ヘアスタイルをアップにセットして髪飾りをつけていることがあります。タクシーの天井は低いので、乗り降りの時はヘアスタイルが崩れないよう意識しましょう。

着物を着ると歩幅は小さくなりますし、洋服で出かける時とは違って動作に時間がかかることがあると思います。時間に余裕をもって出かけることで、焦ることなく気持ちにも余裕ができて、美しい着物姿が演出できますね。


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