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着物文様図鑑 vol.2- 七宝

繁栄、円満、人とのご縁-七宝文様

第二回「七宝」

 

七宝文様
七宝(しっぽう)文様とは、同じ大きさの円を重ねることで光を表す菱のような形と花びらのようなかたちの組み合わせが見えるという仕掛けになっており「七宝」と呼ばれています。七宝をつないだ文様が「七宝繋ぎ文様」とよばれ、繁栄、人のご縁、調和を願う吉祥文の一つで縁起のよさや、華やかさを感じさせます。

七宝とは
七宝とは仏教の教典に出てくる七種の宝のことで、金(こん)、銀(ごん)、瑠璃(るり)-青い宝石、玻璃(はり)-水晶、しゃこ貝、珊瑚、瑪瑙(めのう)-縞状の鉱物をさします。七つの宝物は、富裕、繁栄、地位の高貴さの象徴とされています。

 

七宝文の歴史
元は大陸から伝来し、「輪違い」という鎖型に連続した文様から抜き取られたものが始まりと言われています。江戸時代以降は、特に2つの輪を交叉させた文様が「輪違い」と呼ばれるようになり、それに伴い、輪が四方に広がる現在の七宝文は「四方襷(しほうたすき)」という呼び名になり、その「四方(しほう)」が「七宝(しっぽう)」へと変化したものといわれています。

 

七宝文の着物を着る適した季節は?
図柄のモチーフも季節を問わないものですので一年を通して着用していただける柄となっております。七宝文は前回も出た吉祥文様の一つです。円満、良縁、繁栄を願うとても縁起の良い吉祥文様ですので、結婚式や夫婦の大切な行事に最適です。

 

 

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