着物なでしこのすすめ
成人式の振袖が、人生初の着物という人も少なくないはず。
だからこそ、振袖を着た時には誰でもぎこちなくなりがちに。
せっかくなら立ち振る舞いも綺麗に、振袖姿をより一層美しいものにしたいですよね。
今回はそんな振袖(着物)を着た時の振る舞い方のコツ<着物なでしこのすすめ>をいくつか紹介します!
<その1>【歩く時は内股気味に】
振袖を着た時に普段のように大股でスタスタと歩いてはせっかくの着物姿も台無しに。
足元はややハの字に、そして内股気味に小さめの歩幅で歩くのがポイントです!
最初は歩きづらいかもしれませんが、ちょこちょこちょこちょこ……という小股を意識して。
肩に力も入ってしまいがちですが、肩の力を抜き、背筋を伸ばして主役になった気持ちで歩いてみましょう。
頭のてっぺんから糸で吊られているようなイメージですね。
それだけで着姿がぐっと綺麗になります。
<その2>【座る時は背もたれに注意して!】
椅子に座る時は浅めに軽く座りましょう。
深く座って背もたれに寄りかかってしまうと帯が潰れて着崩れの原因に。背筋も伸ばして両膝とつま先は揃えます。
顎も少し引くと座った時の着姿がさらに美しく見えます。
着慣れない振袖で疲れると思いますが、ゆったり座りたい気持ちをグッと我慢して、凛と座りましょう。
空間に余裕があれば、椅子に対して少し斜めに座ると帯が背もたれに当たらず、深く腰掛けることもできるので、是非試してみてください。
<その3>【階段を登る時は裾と袖に気をつけて】
裾を引きずらないように右手で軽く膝上あたりをつまみ、裾を少し上げると階段の上り下りがスムーズになります。
袖は、両袖口を揃えて、まとめて左の腕に掛けて歩きます。両袖口をつまむだけでもOKです。
これが自然にできれば着物ポイント高いですよ♪
歩幅も小股で歩き、階段をしっかりみて引っかからないように気をつけましょう。
<その4>【手をあげる時は控えめに】
手を上げて見えて良いのは手首までが基本のマナーです。
上げた手の反対側の手で着物の袖口をつまむと見えすぎ防止に、女性らしくおしとやかに見えます。
もしかすると、少し窮屈に感じるかもしれないですが、少し慣れてくると案外着物に合わせて所作が自然と女性らしくなってくるものです。
晴れの日に立ち振る舞いも美しく、着物美人で成人式を迎えましょう。
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