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hataori channel

vol.02 RUKO × AKIJI OSAKI

soup.ロゴ編集長と対談

2回目となるhataori channelは、
ゲストにSoup.編集長・大崎安芸路さん(株式会社ロースター代表取締役)を迎え、
るうことの対談をお届けいたします。

仕事やプライベートでも親交のあるというお二人。
トークテーマは完全にお任せさせていただきました(笑)

事前に大崎編集長にお願いしていたことはひとつだけ。
「着物女性をエスコートする際の私服でお越し下さい」

RUKO × AKIJI OSAKI

シティガールのトレンドを最先端で発信する雑誌Soup.
その編集長から見た「着物」とは。

大崎安芸路プロフィール

大崎 安芸路AKIJI OSAKI
Soup.編集長・株式会社ロースター代表取締役

Soup.やTokyo Walker等を手掛ける株式会社ロースターの代表取締役兼編集長。
経営者でありながら、今でも現場の最前線で企画・制作もこなし、型にはまらないスタイルで編集業界をリードする。
2015年、harajuku&tokyoをスタート。

「着物も洋服と同じで、 “街に合うか合わないか”、“ライフスタイルに合うか合わないか”が大事。」

大崎編集長着物って、だいぶ若い子たちも着たり、気崩したりするようになったと思うんだけど、やっぱりなかなか着る機会ってないじゃん。別に、 “着やすいから”とか “着心地が良いから”といって、それだけでみんなが洋服を選んでいるわけじゃないし、着物もそれと一緒だと思うんだよね。やっぱり今の、例えば東京の街に合うか合わないか、とか、あとは自分たちのライフスタイルとか…この後カフェに行くなのか、友達と六本木ヒルズに映画を観に行くなのか、そんなときに馴染むかどうかが大事だと思うんだよね。だから今日の着物の柄とかはすごくモダンで、今の東京とかにも合うなぁと思って

るうこ着やすいですよね、きっと、こういう柄なら…たしかに

大崎編集長そういうのがやっぱり大事だなぁと思って。だから、すごくるうこにも合ってるし、今の東京の街にも合うなぁと思って、その振袖はいいなぁと思った

「服が似合う似合わないって、回数だと思うんだよね」

大崎編集長あとは、洋服が似合う似合わないって基本、着物もきっと一緒だと思うんだけど、回数だと思うんだよね。だからみんな絶対的に回数が少ないから、なんのきっかけでもいいからたくさん着ることが大事だと思う。よくスーツが似合う人、似合わない人っていうのが男の人であるんだけど、あれも完全に回数が大事だと思ってて

るうこたしかに。なんか簡単に借りられるようになったじゃないですか…借りればいいのになって思いました(笑)たぶん、着たい子いっぱいいますよね

大崎編集長それこそ、るうこみたいな子が、そうやって着てるのを見て、真似したいって思うと思うし、それがたぶん大事だと思う

るうこ最近、InstagramとかtwitterとかSNSを見てて、私が着てるお洋服、買ったお洋服とかを買ってくれたっていう人たちも増えてきて、その着方とかも載せてくれたりしてて。それを見て私も、あ、こういう着方もあるんだなぁ、とか、私も頑張ろうっていうのも多いから。浴衣とか着物とかを着て、それを見た人たちも全く同じものでもいいし、自分なりのコーディネートをして、それを見て私もっていう良い循環ができればすごくいいなと思います。原宿とかを歩いてても、着てる子が一人いるだけで、あ、着たいって思っちゃう方なんですね、私自身が。たぶんみんなも、(着物を)着てる子がいれば目に留めるし、そういうのが増えると、もっと着たいって思う人も増えるから、ちょっとでも着たいって思ったら着てほしいで すよね

「オシャレって、人の真似」


大崎編集長聞きたいことがあって…るうこにとってオシャレってなに?

るうこえ、真似ですよね。人の真似からじゃないですか。服好きな女の子たちって、きっと誰か見てから服好きになるじゃないですか。友達のあわつまいとか服すごい好きなんですけど、私もあわつを見て、この服可愛い、あわつが着てて可愛い、私が着たらこういうふうに着るんだろうな、身長も違うから私がこのワンピースを着たらきっとミニになるから、下にパンツを合わせたらもっと可愛いだろうなー、っていう人の真似からどんどん入っていったので、ファッションは。で、次の世代の人たちが私の洋服・着方とかを見て、あ、私このお洋服だったらるうこちゃんより全然可愛く着られる、から入っていくと思うので、オシャレって人の真似ですよね、そこから広がる。

「着物が似合うような人が、Soup.のイメージにも合うなぁと思ってて」


大崎編集長着物ってやっぱり、人となりがすごく出ると思うんだよね。見た目だけじゃなくて、中身とかも芯があって、凛とした人が似合うと思うんだよね。Soup.ももちろんファッション誌だから、ファッションのことを紹介するんだけど、でもちゃんと中身のある、それが言い方を変えるとライフスタイルだったりとかするんだけど、どんな本読んでて、どんなカフェでコーヒー飲んでて、みたいなのも含めて、オシャレって言えるようなものにしていきたいなと思って

「着物が似合うような人が、Soup.のイメージにも合うなぁと思ってて」


大崎編集長着物ってやっぱり、人となりがすごく出ると思うんだよね。見た目だけじゃなくて、中身とかも芯があって、凛とした人が似合うと思うんだよね。Soup.ももちろんファッション誌だから、ファッションのことを紹介するんだけど、でもちゃんと中身のある、それが言い方を変えるとライフスタイルだったりとかするんだけど、どんな本読んでて、どんなカフェでコーヒー飲んでて、みたいなのも含めて、オシャレって言えるようなものにしていきたいなと思って

るうこと大崎編集長の対談を終えて、
hataoriのやりたいこと、hataoriの目指すところ、
着物のこれからのあるべき姿のひとつが、
すこし垣間見えたような気がしました。

「ファッション」と「着物」
「若い世代」と「着物」
「オシャレとは」

着物を着たいと思う人。
着物を着ている人を見て、着てみたいなと思う人。
着物が似合う人がたくさん増えて、またその人たちを真似して着物が着られていく。

すごくシンプルなんだけど、とても素敵で大事なお話が、
お二人の対談に詰まっていました。