京都の着物レンタル事情について
先週、仕事で京都に行ってまいりました。
ここ2、3年で本当に増えたなぁ〜、とつくづく思うのが、
京都の1日着物レンタル屋さん。(よく街着レンタルとも言われます。)
その数、祇園周辺だけでも100余りというから驚きです。
街着レンタルの特徴は、数時間〜1日の利用で3000円〜7000円程度で気軽に着物体験が出来るというところです。
着物すべてフルセットで、着付けももちろん、ヘアセットまでセット内容になっていることも多く、観光のついでにふらっと立ち寄ることもできるのです。
観光の記念に、数千円で着物を着て京都の街を歩けるとあって、若いカップルや女性グループ、外国からの観光客などを中心に人気となっています。
私が行ったときが平日の昼間だったのですが、祇園の八坂神社、清水周辺は着物を着た方々で溢れかえっていました。
これが土日となればすごい人なのでしょうね。
若い女性グループの利用が目立ったように見えましたが、
全体の7割近くが中国などからの外国人観光客なのだそうです。
東京は浅草などでも1日着物レンタルの町歩きが流行っていますが、
さすがは観光客数世界1位の京都!ですね。
着物を着て歩く人々の姿が京都の風情ある町家街に溶け込んで、なんとも風流な光景でした。
やっぱり、特に京都などの街には着物姿はとっても似合いますよね!
どんな形態であれ、着物が新しい形で今の人々の中に浸透し直し始めている。
海外からの日本の印象を守りつつ、手軽に伝統体験が出来る新しい文化とプラットフォームを築き始めている。
京都の着物業界は、新しい風とともに成長し続けていると感じました。
とっても嬉しいことですよね。
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2016.03.06
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