「NPO法人日本文化支援普及協会」懇親会
昨日は、「NPO法人日本文化支援普及協会」の第5回懇親会に参加してきました。
「日本文化支援普及協会」は、日本文化の輪を拡大することを目的に、着物を中心にしたイベントや講習会などを企画し、ボランティアも含めて、社会福祉協議会等とも協力して活動を行っています。
(日本文化支援普及協会オフィシャルHPより)
hataoriでは、サイトに掲載している画像の全てのお着付けを日本文化支援普及協会内の「着物文化愛好会」さんにお願いをしております。
その関係もあり、今回の懇親会にお呼ばれすることになりました。
初めて我々hataoriスタッフは参加させていただいたのですが、
計100名を超えるであろう協会関係者の皆様がご出席され、
先生方、着付師の皆様方はもちろんながらお着物で参加されており、
素敵なお着物で埋め尽くされた会場はとても華やかな雰囲気で包まれていました。
男性陣はスーツの方が大半でしたが、女性陣は当然ながらほとんどが訪問着でのご出席。
振袖や袴ももちろん若さと華やかさがあり素敵ですが、
訪問着女性が集まる会は、華やかさの中にも大人びた美しさ、奥ゆかしさ、つつましさがあり、
“やっぱり着物っていいなぁー”と改めて感じることができました。
懇親会の中で、着物レンタル事業を手掛ける株式会社マイムの田中社長のご挨拶に、
「〜インバウンド需要(特に本日は中国でいう春節)、近年の着物再ブームを追い風に業界一丸となって着物を盛り上げていきたい」
というお言葉があったのですが、会場にいらっしゃる一人一人が同じ想いで、
着物や着物業界を盛り上げたい、
なにより着物が好きでもっとたくさんの人に着ていただきたい、
ということが、それぞれの会話を通して感じることができました。
■「着物を広める」ということは「着付師を育成し増やす」こと
また、田中社長のスピーチで特に印象的だったのが、
「着物は着付け方次第で美しくも、またその反対にも成り得てしまう」
ということ。
着物はやはりなかなか一人では着付けることができないもの。
(はじめての成人式の振袖や卒業式の袴などは特に…)
まさに「着付け」次第で美しくも格好悪くもなってしまう、
「着物とは切っても切れないもの」、それが「着付け」です。
より正確で、より美しく、よりスピーディーな着付ができるよう、
また大人数にも対応できる組織を作るため、
協会の皆様は日々精力的に活動されていることを知りました。
いつも当たり前のように撮影時には先生方にお着付けに来ていただいていますが、
やはり全国的には着付師の人数は年々と減少傾向にあるそうです。
着付けがないと着物を着ることができない、という着物の特性がある限り、
「着物を広める」ということは「着付師を育成し増やす」ことと同義であることを考えさせられました。
hataoriとしても、着付師業界に、ひいては着物業界の為になにかお役に立てること、
協会の皆様と一緒になって協力できることを模索しています。
今回ご紹介させていただいた日本文化支援普及協会さんでは、
着付師の認証学院教室を運営したり、
着付教室はもちろん、着物ヘアセット教室、日本舞踊教室なども運営されています。
ご興味ある方は、是非一度見学されてみてはいかがでしょうか?
訪問着レンタル一覧はこちら
着物レンタルモールhataori / 「NPO法人日本文化支援普及協会」懇親会に出席しました。