PICK UP ITEM vol.33 – 利休色に虜
本日のオススメ - 夏着物レンタル | 絽 | 正絹 利休色に孔雀
オススメ商品利休色を歩く孔雀の涼やかさ
突然ですが、絽・紗を知っていますか?
着物を見たら、この事か!とわかったり、なんとなくイメージはできるけど、
違いまでは分からないという人もいるのではないでしょうか?
盛夏の7月、8月に着る着物地の代表的な着物として「絽」と「紗」があります。
どちらも二本の経糸を捩りながら緯糸と織り込んだもじり織で、透け感のある涼しげな生地です。大きく分けて、生糸で作る生絽と半練り糸で作る練絽があり、糸の使い方や織り方などによって多くの種類がありますが、通気性が良いので、夏物の着物、帯によく使われています。
色襦袢を重ね、透け感を無くせば6月、9月の単衣の季節も着られます。
絽と紗の違いを簡単に言うと、
絽は結婚式やパーティーなどのフォーマルの席にふさわしい生なので、地留袖、訪問着、などに染められているとこが多く
紗はカジュアルからセミフォーマルまで幅広く着られる生地で、絽より透け感があります。
ますます暑さが増していきますから、涼しい「絽・紗」で、夏の着物スタイルを満喫してください。
本日のピックアップアイテムは、利休色に孔雀の模様が可憐な絽の付け下げです。
残念ながらこちらは、孔雀の可愛らしさを愛でたコーディネートになっており、お洒落着用ですが、
お手持ちの金地の華やかな帯を締めれば結婚式などにもご利用いただけます。
渋みのある素敵な利休色に愛らしい孔雀の紋様を施した夏の正絹絽。
利休色とはその名の通り、千利休が好んだと言われる緑がかった茶色のことで、和物にはよく使われる色名です。
そんな利休色の中、ゆったり優雅にあるく孔雀からは、深い森の中を歩いているような静けさを感じます。
そのまわりを雪輪のように孔雀が円を描いて羽を広げる姿が、とても可愛らしく個性的。
どこからか、風に吹かれて飛んで着た綿毛のようです。
帯は、紺地にカラフルな織り目が美しい個性的な夏用帯をコーディネート。
水色がかったグレーの帯締めと帯揚げを合わせ、全体的に色合いは抑え落ち着いた自然なスタイリングでまとめました。
白く浮かぶ孔雀の涼やかな様と可愛らしいフォルム、遊び心溢れる帯。
色、風合い、柄ともにナチュラルで清々しい印象に仕上げました。
真夏にしては少し重たい色調も、生地自体に透け感があるので爽やかに着こなせるのが絽・紗の魅力です。
絽の透明感、白で抜かれた孔雀の凛とした佇まい、帯の表情が清涼感をプラスし、
夏のお茶やお花、お稽古事などにもオススメのコーディネートになっています。
商品名:絽 | 正絹 利休色に孔雀
商品コード:akn-117
素材:正絹
対応身長:155cm~170cm
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