着物を通して思うこと
以前のブログでも書いたような気もするのですが、、、
みなさんは「着物」と聞いて何を思い浮かべるでしょうか?
日本、和、伝統、振袖、成人式、結婚式、かっこいい、かわいい、難しい、粋、古くさい、めんどくさい、着たことないから分からない、、、
いろいろ漠然としたイメージはあると思います。
が、普段から着物を着る機会や興味がない限り、あんまり着物のことを考えたり、触れたりすることって少ないですよね。
次に、「着物を着る機会」について考えてみました。
産まれてすぐのお宮参り、
3歳、5歳、7歳の七五三、
夏祭りや盆踊りでの浴衣、
20歳の成人式、
大学や専門学校の卒業式、
結婚式(和装婚)、
冠婚葬祭、
そして人生の最期を迎えるときの装束。
こう考えてみると、
普段から着物に縁がない人でも、
着物に興味がない人でも、
生まれてから死ぬまでの節目節目で
着物を着る機会がわたしたち日本人にははじめから与えられているのですね。
日本人の人生をともにする着物。
洋服、制服、スーツなど多様にある中で、
人生の大事な節目には着物を着るという文化。
確かにめんどくさくて、とっつきにくいところはあるけれど、
日本らしさを守るじゃないけれど、
せっかくなのでこうした節目やイベントのときには着物に袖を通してみてほしいと純粋に思います。
海外からの方や、仕事で海外に行ったときに会う方に、
「日本といえば?」
と問えば、
必ずその回答の中に 「kimono」 が入ってきます。
日本人が思っている以上に、それだけ海外から見たときの日本と着物はイコールな関係として認識されているのだと思います。
普段は、「着物を着る機会を増やそう!」と言っている私たちですが、
まずは今ある「着物を着れる機会」を通して皆さんに着物を着てほしいと改めて思います。
全国のとある地方では、経済格差などの理由から、
成人式をなくそう、という動きまで出てきていると聞いたことがあります。
経済的な理由で振袖を着れる人とそうでない人がいる。
それはたしかによくわかります。
hataoriのブログでも何度か書いてきたように、
いくら人生に一度の二十歳のお祝いと言えど、ほぼ1日しか着ることがない振袖のために何十万という高額な金額を誰もが払うことは確かに不可能です。
しかし、それを理由に成人式ごとなくしてしまう、というのは短絡的で残念な気がします。
そうした背景にある障壁をなくすために、着物業界や国や行政がなんらかの施策をしていかなければならないですよね。
金額だけの問題ではないと思いますが、hataoriとしても、WEBだからこそ実現できる価格帯やサービス、
着物を着たいなーと思っていただけるコンテンツを発信していきたいと思います。
海外の人たちから「日本といえば着物」と認識されていることを実感しつつ、
2020年の東京オリンピックに向けて、ではありませんが、
少なくとも着物を着る機会が節目節目である限り、
日本人の伝統や風習も大事にしながら、時にはお着物を楽しみたいものですね。
2016.02.23
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